ヨガのグッズ

『ヨガマット』を選ぶポイントとオススメブランド

ヨガマットとは、任意の床の上に敷いて、その上でヨガやエクササイズを行ないます。凹凸が感じられる面が上になります。

ヨガマットの最大の特徴は、手足が滑らないようにグリップしてポーズをサポートするという点にあります。
ポーズをとる際、足が滑ると下半身が安定せず、場合によっては危険な場合もあります。ヨガマットを敷くことによって、地に足がついてポーズ全体がとても安定したものになり、初心者の方でも良い姿勢が作りやすくなります(少々の汗の量ではグリップ力は変わりませんが、汗の量により、滑りやすくなりますのでご注意ください)。

また、フローリングの上でヨガを行なう際、バスタオルなどではクッションがなく、タオル自体が滑ってしまう為、危険な場合があります。ヨガマットを使用することで、クッションが増し滑りにくくなるので、ポーズを違和感なく行なうことができます。

そして一言でヨガマットといってもさまざまな種類があります。素材、サイズ、性能、耐久性、デザインや柄等々・・・。また、マットの特徴に加えて、ヨガの種類や、ヨガをする場所、持ち運び方法など、ヨガをする環境によって選ぶポイントも変わってきます。自分のヨガスタイルに合わせて、お気に入りのヨガマットを探してみてください。

ヨガマットの選ぶ時の5つのポイント

1. 素材・性能etc

PVC(ポリ塩化ビニール)

ヨガマットの中で一番普及している素材。グリップ力(滑らない)があり、安定します。手のひら・足裏がマットから滑らないのと、マット自体が床から滑らないのと両方とも。価格が安いものもあり、最初の1枚には手に入れやすい素材かも。重量が重めなのが難点。

PER(ポリマー環境樹脂)

見た目やグリップ力、重量など主な特徴は、PVCと似ていますが、一番の違いは環境にやさしいところ。燃焼で廃棄する場合のダイオキシン発生を押えているそうです。

TPE(熱可塑性エラストマー)

別名「エコマット」とも呼ばれます。リサイクルが可能で、燃やしてもダイオキシンが発生しません。TPEはゴム加工性を持つゴム材料。空気を含み弾力性が高く、多くの気泡を含んでいるからか、PVC、PERと比べると軽く感じます。若干耐久性に劣るかもしれません。

EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)

ゴム加工性を持つゴム材料で、TPEと特徴が非常によく似ている「エコマット」です。更にEVA発泡技術により、軽量、緩衝、吸音、振動吸収、保温に優れており、PVC、PERと比べると非常に軽量です。ただ価格の割に素材の劣化が早く、耐久性が高いとは言えないように思います。

麻(ジュート)

麻素材はマットの表面だけ、裏面はPERで表裏二重構造になっています。水分吸収の良い素材なので、手のひらや足裏に汗をかきやすい人に麻素材はお勧め、反対に乾燥肌の方には向かないかも。PER素材と同じくらいの重量、耐久性がありますが、表面の麻特有のサラサラ感と水分吸収力はそこまでは続かないかもしれません。

天然ゴム

天然ゴムはそのしなやかさとグリップ力の高さで、ヨガのやりやすさは他の素材にグンと水をあけています。硬めの弾力も安定感を増し、良い感じです。化学合成成分やオゾン破壊物質を含まない環境配慮したエコマットで、耐久性を重視すると天然ゴムはかなりポイントが高いです。ただ最大の難点は、重量が重いことです。

2. サイズ

  • 幅:主流60cm
  • 長さ:「160~163cm」「170~174cm」「180~184cm」 身長を基準に。
  • 厚み:2~7mm 持ち運びにいいのは3mm
  • ※長いほど、厚いほど、重量は重くなるので、持ち運ぶ方は気をつけて。

3. 重さ(素材別)

天然ゴム > PVC・PER > TPE・EVA

天然ゴムが一番重く、TPE・EVAが軽くなってます。厚さや長さとは別に素材でも重さはだいぶ異なります。

4. 色柄

ヨガマットのカラーはかなり豊富、柄物もあります。ただ麻素材などは色が選べない・・など素材によって多少バリエーションに違いはあります。自分に合っているか、落ち着いた気分でヨガできるか、意外と気になるものです。

5. 条件

  • ヨガの種類:ハードヨガ or ソフトヨガ
  • 使う人の手肌:感想肌、汗をかきやすい等
  • 使用場所:家 or 持ち運びのスタジオ
  • 移動手段:車 or 電車 or 徒歩

ヨガマットのおすすめ6ブランド

ヨガマット専門ブランドから、ヨガのトータルブランドまで、そして、違う素材のヨガマットを扱っているブランドをいくつかピックアップしてみました。サイズ、素材、色や、記載できなかった注意点など詳細は各ブランドをご参照ください。

1.YOGA WORKS(ヨガワークス)

日本初ヨガグッズ専門メーカーのヨガワークス。ヨガマットをはじめ、ヨーガを安全に快適に実践できる環境作りの為にヨガグッズを多数取り扱っています。 特にヨガマットの種類やカラーのバリエーションは豊富に揃ってます。

ヨガマットスタンダード 3.5mm

サイズ:1730×610×3.5mm
重さ:約1.0kg
素材:PVC素材

軽量・耐久性・グリップ・安定感、バランスのよい定番マット

ヨガワークス(Yogaworks) ヨガマットスタンダード 3.5mm ローズ
ヨガワークス

2. suria(スリア)

サンスクリット語で「太陽」を表す「suria(スリア)」。地球環境にやさしい素材「TPE」を使用したヨガマット「HDエコマットプラス」は好評だったスリアの定番「HDエコマット」のバージョンアップ版です。

HDエコマット+ プラス 4mm

サイズ:1830×610×4.0mm
重さ:約1.1kg
素材:TPE素材

発泡率にもこだわった高密度なスリアオリジナルで、従来のTPE使用マットにはない、コシのあるしっかりとしたクッション性が得られます。

3. HUGGER MUGGER(ハガーマガー)

ハガーマガー社は、ヨガのプロフェッショナルにより創られた、20年以上の最も長い歴史を持つ伝統あるアメリカの総合ヨガ用品専門メーカー。より良い質の高いヨガ用品を提供し続けると同時に、高品質、安全性に優れ、人と環境に優しいヨガ製品の開発に献身しています。

タパストラベルマット/2mm

サイズ:600x1720x2.0mm
重さ:約0.75kg
素材:PVC素材

旅行先や外ヨガをサポート! 薄いので折りたたみも可能、持ち運びに便利な軽量ヨガマット。吸着性も高く、マットの上にブランケットを敷けばよりバッチリ!

ハガーマガー ヨガマット タパス 173cm×61cm×2mm ユニセックス グリーン (並行輸入品)
Hugger Mugger(ハガーマガー)

4. Manduka(マンドゥカ)

マンドゥカ社は「より良いヨガマットが大きな違いを生む」というシンプルな考えのもとに創設されたブランド。環境保護を第一に考え、素材を選定したモノ作りを行っています。

ブラックマットプロ 7mm

サイズ:1800×660×7.0mm
重さ:約3.2kg
素材:PVC素材

最後にたどり着く一生モノのマットとして、第一線で活躍するプロから絶大な支持を受け続けています。高密度でハイテク、機能性に優れており、最高のパフォーマンスと耐久性を併せ持った理想のマット。

プロライト 5mm

サイズ:1800×600×5.0mm
重さ:約2.7kg
素材:PVC素材

マット裏面もしっかりと滑り止めが効いているのでキープ力に優れており、耐久性もバツグン。ハードな動きのヨガにも◎なクッション性。

5. Anri & Bebe(アンリ・ベベ)

「弊社のペットであるベアデッドコリーのAnriとBebeがブランド名。「体に優しく環境にも優しい」をモットーにこれからもエコで上質なものを探していらっしゃる方々に喜んで頂けるよう商品の開発と提供を心がけているブランド。おすすめは、TPE素材でカラーも豊富、自然にやさしいだけでなく使う方々にももちろん優しいエコロジカルヨガマット(3mm・5mm)。

Anri & Bebe(アンリ・ベベ)
http://www.yoga-fitness.jp/

Anri&Bebeアンリベベ リバーシブルエコマット ラズベリーソルベ/ロイヤルブルー
Anri&Bebe(アンリベベ)

6. JADE YOGA

JADE YOGAは、世界中でベストなパフォーマンス、そしてもっとも地球にやさしいマットをお届けしていくことにコミットしているブランド。JADE YOGA MATは、アメリカ生まれ、天然ゴム100%のナチュラル志向なだけではなく、グリップ力と、クッション性にもこだわって作り上げたヨガマットです。

JADE YOGA
http://jadeyoga-jp.uni-cre.com/index.html