パワーヨガを習い始めの頃って、インストラクターの言葉に合わせて、身体を動かすだけで精一杯。「自分のペースでいいですよ」と言ってもらっても、遅れないように・・・と動かすことで終わってしまったり。まあ身体を動かす気持ちよさはそれでも十分得られるんですけどね。
ヨガをすすめていくために、大切にしたいポイントをご紹介します。
<ポイント1> 今日のテーマを決める
ヨガをもう1歩深めるために、少し動きに慣れてきたら、毎回レッスンの前に自分だけの「今日のテーマ」を決めることをオススメします。
日によって体調も違うので、テーマも自分に優しいものから厳しいものまで自由に設定。ヨガを楽しむこと プラス 今日のテーマを意識することで、集中力が増し、また今までとは違った動きにつながることもあります。効果UPすることも。。テーマはなんでもOKです。
例えば、「指先まで意識を集中」とか「無理はしない」とか・・・。
<ポイント2> 呼吸を止めない
ヨガをするにあたって大切な呼吸。
鼻から吸って、鼻から吐く、と深ーく均等に行うのが理想的。ところが、時間がたつにつれて、体力が続かなくなってきたり(笑)、ポーズに熱中するあまり、呼吸が浅くなったり忘れがちになってきます。。
ヨガにとって、呼吸を止めるのが一番よくありません。もし呼吸が乱れた場合は、ポーズは無理せず、まずは呼吸を整え、整ったらまたポーズをとっていくようにして。とにかく呼吸を続けることが大事です。そして苦しいときほど、できれば深い呼吸を心がけてみてください。
自分の呼吸を常に意識することで、集中でき、徐々に深い呼吸が身につくようになってきます。そして、呼吸が安定すると、ヨガの効果も集中力もより増してくるそうです。。私もついつい浅くなってしまいがちなので、意識するようにしています。
<ポイント3> 背筋を伸ばす
上半身の上げ下げの動作中や、柔軟ポーズで上半身を倒すときに要注意。
ついついお腹を丸めてしまいがちになるので、背筋を伸ばすことに意識をおいてみましょう。(ロールアップのときは例外です。)
背中を反らしすぎない程度に伸ばし、お腹が緩まないように腹部は適度に力を加えておく状態をキープ。上半身を倒すときなどは腹筋も伸ばすように意識するといいかもしれません。
ポーズも格段に美しく見え、姿勢もよくなります。そして何よりからだへの効果が違いますので、試してみてください。
<ポイント4>目線を意識して、目を閉じないように
目線を定めると、ポーズがかなり安定します。ふらつきが少なくなったり、身体の位置が決まりやすくなったり。逆に間違った位置だと首を痛めてしまったり、負荷がかかってしまうことも・・・。
また、どのポーズのときも目を閉じないこともポイントです(最後のシャバーアサナのお休みのポーズ以外)。やはりポーズが安定するのと同時に、集中力がアップします。
また目線で、正しいポーズになることも多いです。最終的に視線を定める位置によってポーズの難易度が変わってくるので、いきなり無理せずに自分の身体と相談しながら、少しずつ目線の位置を変えてくと、安定したポーズにつながっていくでしょう。
<ポイント5>首を常に長く保つ
ついつい、力が入りがちになってしまう首や肩。力が入ることで、首肩腰と痛めてしまうこともあります。最初の立ちポーズから力を入れないように、リラックスして、肩を下げ、首を常に長く保つように心がけてみましょう。
脱力系のポーズのときは、左右頭を振ったり、肩をまわしたりと常に力を抜くことを意識して。立位系のポーズのときは、常に肩を下げるように。
そして前屈系等で首が詰まりそうなポーズのときは、頭は真下に、肩は常に肩甲骨をお尻(背中)のほうに近づけるような意識を持つといいかもしれません。